【プラモデル】知っておきたい接着剤の種類ごとの特徴と選ぶポイント

こんばんは!

Licky Brawnです(^^)/

今日は初心者にもやさしい『接着剤の種類と使い分け』について書いていきます。

『種類がいっぱいあるけどどれを使えばいいかわからない・・・』

『失敗しないで綺麗に作りたい・・・』

プラモデルを作ったことのない初心者の多くはこのような悩みを抱えているでしょう。

模型用接着剤にはさまざまな種類がありますがそれぞれ用途が異なります。

この記事では初心者の方のために接着剤の特徴と使い分けを紹介します。

溶剤系接着剤

スチロール樹脂系接着剤

タミヤセメント(液体接着剤) 4角ビン (接着剤)

最もオーソドックスでスタンダードな接着剤です。プラモデルを組み立てるなら、とりあえず1本は持っておきたい接着剤です。

小パーツ、薄いパーツの接着に適しています。スチロール溶剤成分でプラ材を溶かして接着しますが、樹脂分が含まれており、これにより粘性が出ています。

無樹脂溶剤型接着剤

タミヤセメント (流し込みタイプ) (速乾) (40ml) (接着剤)

スチロール樹脂系接着剤が有機溶剤89%プラス合成樹脂成分11%を加えることで粘性を出しているのに対して、無樹脂溶剤型の接着剤は、樹脂用の溶剤100%で構成されています。

つなぎが入っていないため水状のサラサラタイプであり「プラモデル用接着剤はドロッとしたもの」だと思っている人にはピンとこないかもしれません。

プロユース接着剤プラスチック用 (さらさらタイプ) (接着剤)

すべてが溶剤であるため揮発性も高く、接着面に接着剤を塗る、という方法では使いづらいです。タミヤセメント(流し込みタイプ)は酢酸ブチルとアセトンの合成有機溶剤、モデラーズの接着剤は二塩化メチレン(メチレンクロライド)と成分は全く異なりますが、いずれもスチロール樹脂を溶かして接着するという機構は同じです。

その流動性を利用して、パーツ間に流し込むようにして使います。

非溶剤系接着剤

瞬間接着剤(シアノアクリレート系接着剤)

タミヤ瞬間接着剤 (イージーサンディング) (接着剤)

たいていの物が瞬時にして接着できるため大変便利で爆発的に普及したのが瞬間接着剤です。広範なユーザーの要求に応じて多数のメーカーから、さまざまな粘性、容量のものが販売されています。

模型製作という点だけで考えると、あまり流動性の高い(粘性の低い)ものよりも多少粘りのあるものの方が使いやすいです。

また容量もよほど使う人でない限り2~3g程度が適当です。

瞬間接着剤用硬化促進剤

硬化促進剤 (瞬間接着剤用) (接着関連)

模型製作者の中でセッターといわれているものです。瞬間接着剤の硬化を促進させるためのもので、これ自体には接着力はありません。

高粘性や中粘性の瞬間接着剤に使用します。低粘性の物に使用すると激しく反応して泡が発生するので注意しましょう。

またセッターの主成分はアセトンなのでつけすぎには注意しましょう。

エポキシ系接着剤

タミヤエポキシ接着剤 (接着剤)

模型製作でも、特にプラモデルを考えた場合、溶剤系接着剤や瞬間接着剤があればたいていは事足ります。しかし、スチロール等の樹脂以外の材質、特に金属等を接着するのに便利なのがエポキシ系接着剤です。

完全透明なエポキシ系接着剤は透明パーツの接着には最適の接着剤です。自動車、飛行機モデラ―には必須の接着剤です。

スチロール樹脂系接着剤の使い方

通常パーツの接着

スチロール樹脂系接着剤の粘性が高いのは塗りやすさを高めるためです。この粘性によって可使時間(作業可能な時間)をある程度長めに設定しておき、接着面に接着剤を塗ってから被接着物を貼り合わせるという作業を可能にしています。

ただこの粘性ゆえに接着剤が多くつきすぎていると、パーツの貼り合わせた時に接着剤がはみ出すことがあるので、塗り方には注意が必要です。

スチロール樹脂系接着剤のキャップのハケに若干少なめに接着剤をつけ(多ければビンの口でハケをしごいて接着剤を切る)できるだけ手早くプラパーツの内側へハケを持っていきます。

内側から外側へハケを引くような感じで接着剤を塗っていきます。それを続けていって、塗布箇所すべてに塗ります。それから対になるもう片方のプラパーツにも同じことを繰り返しますポイントはパーツ両面にキチンと塗り、ハミ出さない程度に急ぐことです。

両面に接着剤が塗り終わったら、対になるパーツをしっかりと貼り合わせる。この際、接着剤を塗る前に仮組み(ただ単にパーツ同士を手で合わせてみることを)をしていないと、接着ガイドのボスがずれていると大変なので注意しましょう。

透明パーツの接着

透明パーツの接着には、接着面がうまく隠れるような場合にはスチロール樹脂系接着剤が便利です。サラサラタイプの無樹脂溶剤型だと流動性が高すぎて思わぬところに流れるため注意が必要です。ポイントは塗り過ぎずハミ出さないように塗ることです。

対応するもう一方の接着面にも接着剤を塗ります。こちらも塗り過ぎず溜まらないように塗り伸ばすことがポイントです。またなるべく内側の方に塗るようにしましょう。この際、あらかじめパーツ同士の合いを確認するようにしましょう。

パーツを合わせてしっかりと押さえ、接着します。この時に接着剤を多くつけすぎていると、接着剤がはみ出してしまい悲惨な結果を招きかねないので注意しましょう。塗りつける分量がすべてを決するので慎重に行いましょう。

小さいパーツの接着

ごく小さいパーツをスチロール樹脂系接着剤で接着するときには、いくつかの方法があります。一つはハケに少量の接着剤を含ませたところへ、ピンセットでつまんだパーツをもっていき接着剤をつけるやり方です。

他にも、塗料皿に接着剤を少量たらしておき、ここにピンセットでつまんだパーツを持っていき接着剤をつける方法もあります。パーツの形状によってやりやすい方法を選びましょう。

プラが薄いパーツの接着

飛行機の主翼の後縁などのように、プラが薄くなったパーツには、無樹脂溶剤型の接着剤よりもスチロール樹脂系接着剤のほうが適しています。

無樹脂溶剤型はもろにプラを溶かすので、パーツが薄いと表面にもその影響が出てしまいパーツが柔らかくなってしまうので注意しましょう。とはいってもスチロール樹脂系接着剤のほうも溶剤には違いないので塗りすぎには気を付けましょう。

無樹脂溶剤型接着剤の使い方

神ふで 仙人筆 (4本セット) (工具)

無樹脂溶剤型の接着剤を使うときには、筆が必要な場合が多いです。タミヤのものは、キャップに筆が付いているのでこれを用いてやればいいですが、使いにくい場合もあるので、そのようなときには筆を使用しましょう。

模型塗装用の面相や細筆でいいですが穂先の毛はナイロン製ではなく、天然毛のものを使うようにしましょう。ナイロンは樹脂なので、溶剤によって(溶けることはないですが)影響をうけ毛が反り返ったりします。

また、筆は接着剤専用と決めたら塗装に用いたりしないようにしましょう。というのも、塗料を使った筆で再び接着剤を使うようなことをすると、塗料分が接着剤の中に溶けてしまって、接着剤が濁ってしまうので気を付けましょう。

「塗る」のではなく「流し込む」のが無樹脂溶剤型接着剤の使い方です。筆にわりとたっぷりと含ませた接着剤を、パーツを合わせたところにもっていき流し込みます。

パーツはぴったりと合わせないで、ほんの少し隙間をあけるのがポイントです。そこへ筆をあてると、毛細管現象で接着剤がうまく流れ込みます。

全体に流れ込むように何回かに分けて、まんべんなく接着面にいきわたるようにします。この時に接着剤が多すぎるとそこらじゅうに流れ、パーツ表面をおかすので注意しましょう。

接着したパーツはズレがないかどうか確かめてからよく押さえて圧着します。溶けたプラがはみ出しますがそのままにしておき、硬化するのを待ちます。

太めの筆を使った場合、接着剤がとても大量に筆に含まれてしまうので注意が必要です。また、毛細管現象を利用して流し込むためには、もっと先端のそろった細筆にした方が作業がしやすいです。

大味なモールドのパーツならいいですが、細かな表面モールドのあるパーツなどは、太めで先のそろっていない筆を使うと接着剤でモールドをつぶしかねないので気を付けましょう。

二塩化クロライド(メチレンクロライド)はスチロール、ABSをはじめとして、アクリル、塩ビ、ポリカーボネートの同種間同士の接着にはほぼ完璧な接着能力を持ちます。不燃性で揮発性が高いので蓋をあけっぱなしにしないように気を付けましょう。

二塩化クロライドはスチロールだけでなく、他のプラスチック(樹脂)も接着が可能です。通常のプラモデルに使用されている樹脂の多くはポリエチレン、つまりスチロール樹脂ですが、時にABS樹脂、ポリカーボネートなども使われています。あるいはポリキャップなどに使用されるポリプロピレンなどもあります。

スチロールとABSの接着には気を付けましょう。メチレンクロライドを使うと、スチロールとABSは一見接着したかのように溶け合ってしまうが剥がれてしまうので注意しましょう。

瞬間接着剤の使い方

瞬時にたいていの物をくっつけてしまう瞬間接着剤、接着するという本来の目的以外にも盛る、うめるといった充てん剤的、パテ的使用も可能なすぐれものです。

簡単に瞬間接着剤(あくまで模型を作る目的に限った)の選び方のポイントを説明します。メーカーに関してはどこのものでも関係はありません。値段もこの際、あまり関係がなく重要なのは瞬間接着剤の「容量」と「粘性」にあります。大容量のものは、相対的に割安でお得です。

しかし、よほど使用頻度の高い人でない限りおすすめしません。というのも、一度開封した瞬間接着剤は空気中の水分と反応します。また、紫外線の影響も受けやすいので本来の接着力が失われ、やがてボトルの中で固まったりします。

瞬間接着剤の包装の中に乾燥材が入っているのは、不必要に瞬間接着剤が水分と反応するのを防ぐためで、保管に冷蔵庫が良いといわれるのもこうした理由からです。たいてい、ポピュラーに2g容器のもので間に合うはずです。

粘性は一般に用途別表記されているが木工用は比較的高粘性、一般用はわりと低粘性だと理解しておくといいです。実際には無限に近い粘性のバリエーションがあるが、模型用としてはどちらかというと中粘性から高粘性のほうが使いやすいです。低粘性のものは硬化が速すぎ、接着作業の時に失敗しやすいので気を付けましょう。

プラモデルを作るということで考えるなら木工用ぐらいの粘性のものが使いやすいです。塗布は片面だけでよいです。

一般用の瞬間接着剤はとにかく流動性が高く、油断しているといらぬ所にまで回り込んでしまいます。ノズルをつけて毛細管現象を利用すると便利に使えます。

瞬間接着剤というのは塗布面に対して垂直な引っ張りの力に対しては超強力だが、ひねりの力に対しては意外と弱いです。

瞬間接着剤はパテがわりにも使えます。まずは瞬間接着剤をプラパーツの凹部へ流し込みます。

表面張力ぎりぎりまで流し込みます。

ここに硬化促進剤を一滴(針先がとがっていない模型用の注射器を使用)垂らします。

透明パーツに瞬間接着剤を使用するのは危険です。特に低粘性のものを使用すると失敗の原因になります。透明パーツにはスチロール樹脂系か透明エポキシを使用しましょう。

瞬間接着剤による白化(白くくもったようになる)は写真より盛大に起こることもあります。瞬間接着剤を多くつけすぎると起こるので注意しましょう。

小パーツへはつけすぎを防ぐために瞬間接着剤を直接つけるのは避けましょう。瞬間接着剤をどこかに出しパーツを近づけてつけるようにしましょう。

最後に

いかがでしたか?

接着剤の種類ごとの特徴をつかんで自在に使い分けましょう。

プラモデルを作るうえで必要な道具について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

\詳しくはこちら/

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